福岡市・天神地区のワン・フクオカ・ビルディングと天神ビジネスセンターの間に歩行者専用道路「因幡町(いなばちょう)通り」(107.5メートル)が開通した。通りは拡幅され、街路樹や飲食店が並ぶ新たな憩いの空間に生まれ変わった。
沿道に飲食店や街路樹
因幡町通りは幅約10メートルの一方通行の道路だったが、市の再開発施策「天神ビッグバン」による周辺ビルの建て替えに合わせ、西日本鉄道や福岡地所などが2025年5月から整備を進めていた。
新たな通りは、心地が良く落ち着いて過ごせる「中庭」のような空間をイメージ。建て替えるビルを後退させて通りを幅約14メートルに広げたほか、川をイメージしたS字形の道路には、約70本の街路樹を植栽した。沿道には飲食店やカフェが立地し、付近の市役所西側の広場などと連動した催しも可能という。
7月17日に行われた開通式典で、高島宗一郎市長は「市が目指す都市機能と人の温かさが共存する場所、その思いを一つの形にしていただいた」とあいさつ。西鉄の林田浩一社長は「心地よい中庭空間として、世代を超えて愛され続ける場所となることを願っている」と話した。
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