【長崎】AI観光ガイドが島原を案内 8月1日から実証実験

 長崎県島原市で、ITベンチャー企業ブリッジウェル(東京都、石橋真彦社長)が開発したAI観光ガイド「ToyTalk」を島原観光に活用する実証実験が8月1日から始まる。7月27日、市役所で市と同社が連携協定を締結した。


協定書を手にする石橋社長(左から2人目)と古川市長(同3人目)


市とITベンチャー企業が連携


 ToyTalkは、スマートフォンでQRコードを読み込むことで利用でき、アプリをインストールすることなく、利用者からの質問に、AIガイドが会話で回答するサービス。インターネット上に出回っていない地域限定情報の提供に役立てており、これまでも各地で、自治体での窓口案内や、花火大会などのイベントに特化した案内で活用されているという。

 島原での実証実験は8月1日から1年間で、島原観光に対応したAIガイドは、天草四郎がモチーフ。同社は無償でサービスを提供し、島原市はAIガイド向けに観光情報を提供する。


地域限定情報 57か国語対応


 AIがあらかじめ読み込んだ島原観光に関するパンフレットなどの情報をもとに、観光客一人一人のニーズに応じた回答が可能で、また57か国語に対応していることから、インバウンド対応の強化も期待される。

 古川隆三郎市長は「島原はジオパークの聖地を目指しているが、インバウンド対応の手立てが少なかった。将来、外国人向けの防災情報提供にも役立てるのではないか」と期待を述べ、島原市出身の石橋社長は「このような形でふるさとと連携できてうれしい。AIを、誰もが簡単に使えるものとして提供していきたい」と語った。


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