【熊本】幸せ呼ぶ「青いハチ」が高森町の山野園に初飛来!

 青色の模様から「ブルービー」と呼ばれるルリモンハナバチが、熊本県高森町尾下の山野園「多々野の杜(もり)」に初めて飛来した。園は、同町の山口貴佳代さんが管理し、ケヤキや絶滅危惧種のヒゴタイなどを植えてきた。山口さんは自然が豊かになってきた証しと手応えを感じている。

「豊かで多様な生態系の証し」

 コシブトハナバチ科の体長1.3センチほどのハチで、「幸せを呼ぶ」とも言われる。阿蘇くじゅう国立公園管理事務所によると、阿蘇地域などで見られるが、目撃される地域は限られる。


オミナエシの蜜を求めるルリモンハナバチ


 山口さんは2020年、熊本市から高森町の古民家へ移住した。古民家は県境近くの標高約790メートルにあり、22年に周辺のスギを伐採。23年に計約2ヘクタールを多々野の杜と名付けてオープンした。これまでにケヤキやクヌギ、カエデのほか、地元の農家が育てたヒゴタイの株などを植えた。


 園内でルリモンハナバチが目撃されたことはなかったが、26年8月中旬に初めて確認。ヒゴタイやオミナエシの花に止まっており、山口さんは「ブルービーが見られるのは、豊かで多様な生態系が生み出されている証し」と喜んでいる。

 園には、野生のウサギやキツネが現れ、夏から秋にかけてはアサギマダラが飛来する。園の会員になると見学が可能で、年会費は一般会員3000円など。問い合わせは山口さん(080-2782-9091)へ。


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