【鹿児島】「道の駅いぶすき」を改装 2028年夏に開業へ!
鹿児島県指宿市は同市小牧の「道の駅いぶすき」を改装し、2028年夏の新装開業を目指している。開業から20年以上が経過して施設が老朽化したためで、民間のノウハウや資金を活用する「パークPFI」制度を利用する。市によると、パークPFIで道の駅の物産館を整備するのは全国で初めて。
民間と連携、「パークPFI」で!
道の駅いぶすきは04年に開業。敷地面積は約1万5000平方メートルで、物産館やレストランを備えている。国道226号沿いの錦江湾を一望できる景勝地に位置し、市民や観光客が訪れる人気スポットとなっている。08年には同市ゆかりの天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)が大河ドラマで取り上げられ、同年度には来場者が約71万人を記録したが、コロナ禍の影響もあり、23年度には約45万人まで減少した。
道の駅の一部を所有する国土交通省が敷地内のトイレなどを再整備するのに合わせ、地域振興や関係人口の創出につなげようと、市が全面改装を決めた。公費の支出を抑えるため、民間の資金やアイデアを生かすパークPFIを採用。8月、公募で整備、運営を行う事業者に建設コンサルタントの「オリエンタルコンサルタンツ」(東京)を選定した。
再整備では、地元農産物の特売所やレストラン、カフェが入る木造平屋建ての施設を新設するほか、海沿いの公園エリアには芝生広場や展望スペースを設ける。
市は公園エリアと駐車場の整備費用として約3億8000万円を上限に支出。施設部分の建築費などは同社が負担し、47年3月までの管理や運営を担う。27年4月から工事を始め、28年夏の完成を見込んでいる。工事中は隣接する敷地に仮設店舗を開き、地元の農産物や魚などを販売するという。
市企画政策課の担当者は「市民や観光客から愛され、憩いの場となるような道の駅にしたい」と話している。




