【宮崎】魅力発信拠点「ひなたベース」が宮崎駅前に登場

 神楽やスポーツ、焼酎といった宮崎県の魅力を観光客らに紹介する施設「Hinata Base(ひなたベース)」が9月4日、JR宮崎駅(宮崎市)前のKITENビル1階にオープンした。2027年秋、県内で開かれる国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・障スポ)に向け、県は宮崎をアピールする発信拠点にしたい考えだ。

神楽/神話 観光 スポーツ 焼酎

 広さは約155平方メートルあり、「神楽/神話」「観光」「スポーツ」「焼酎」の四つのエリアを用意。県内で受け継がれてきた神楽や神話の魅力を伝えるエリアでは、神楽の衣装を展示し、来場者が写真を撮れるフォトスポットを設けた。子どもが衣装を試着することもできる。


神楽の意匠を展示したコーナー


 観光エリアは素焼きの玉を石のくぼみに投げ入れる鵜戸神宮(日南市)の「運玉投げ」などが体験できるほか、特殊なゴーグルをのぞき込むと神楽の様子や観光地をその場で見ているかのように楽しめる仮想現実(VR)体験コーナーもある。スポーツエリアは県内がプロ野球読売巨人軍のキャンプ地となっていることにちなみ、25年6月に亡くなった巨人の長嶋茂雄終身名誉監督のユニホームなどを展示している。


展示された長嶋終身名誉監督のユニホーム


 県内で生産が盛んな焼酎の魅力を堪能できるエリアでは、県内全38蔵元のお薦めの焼酎を1杯200円、3杯500円で試飲できる。端末に自分の好みなどの情報を入れると、AIがお薦めの焼酎を提案してくれるサービスもある。


宮崎県内の全蔵元の焼酎が試飲できるコーナー


 県は整備にあたり、初年度の運営費を含め事業費約9600万円を予算化した。4日、関係者ら向けの内覧会に出席した河野俊嗣知事は「宮崎が誇るものが並ぶすてきな発信拠点ができた。(国スポ・障スポの)大会以外の時でも改めて県の魅力に触れることができる」と話した。


 年中無休。午前10時~午後7時。問い合わせは、ひなたベース(0985-75-0021)へ。


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