【大分】津久見を発信!地域ラジオ「つくみみPod」開始

 大分県津久見市と西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社(福岡市)などは、市民や県立津久見高の放送同好会などが主体となって情報発信する地域ラジオ「つくみみPod(ポッド)」の配信を開始した。原稿の作成や音声化に人工知能(AI)を活用して効率化を図りつつ、国内外の人々へ市内の魅力を伝え、誘客につなげたい考えだ。


「つくみみPod」をPRする(左から)石川市長と浜野さん

NEXCO西日本など配信 市民や高校生が主体

 同ラジオは、同社などが高速道路ネットワークを活用して新たに運用を始めた地域情報発信メディア「HIGHWAY MEDIA(ハイウェイメディア)」で配信される。高速道路のサービスエリアなどに掲示された2次元コードを読み込み、地域を選択するだけで、どこからでも無料で番組を聴くことができる。

 番組では、地域で様々な活動を行う人物にインタビューして取り組みや思いを語ってもらったり、市内のイベントを告知したりする。津久見高放送同好会のメンバーにはMCを担当してもらう予定だ。それに加え、ウェブサイトや観光パンフレットの情報をAIに読み込ませて、その内容を紹介する原稿を自動で作成し、音声化するシステムも導入する。

 番組の音声はデータベースに残し、英語や中国語などにも翻訳してインバウンド誘致にも活用する。

 市と同社は、2026年3月に地域創生を目的とした包括的な連携協定を締結。同社地域共創担当部長の浜野昌志さんが総務省地域力創造アドバイザーとして、市とともに地域課題の解決などに取り組んできた。

 8月下旬に開かれた市の定例記者会見で、浜野さんは「誰もが簡単にラジオ番組を制作できる仕組みを追求した。市のみなさんに情報発信をしてもらうことで、来訪者の増加につながる循環を生み出したい」と期待を寄せ、石川正史市長は「このプラットフォームを市の魅力を発信する大きな柱にしていきたい」と意気込んだ。


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