【熊本】熊本競輪場が6月15日に新装開場 被災から再建
熊本地震の被災から再建した熊本市中央区の熊本競輪場で報道機関向けの内覧会が行われ、耐震補強を終えたメインスタンドなどが公開された。6月15日に新装開場する。
復旧に伴い、最大収容人数を被災前の約1万2000人から約4000人に集約した。レースを行うバンクも1周500メートルから400メートルに変更した。モニターを全席に設けた屋内の特別観覧席やグループ席をつくり、観覧環境を充実させた。約300台が止められる駐車場も来年度中に整備する。
7月20日には、約8年4か月ぶりとなるレースが能登半島地震の被災地支援を兼ねて行われる。2026年2月には、約20年ぶりとなるG1レース「第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪」がある。
競輪場は地震で被災し、バンクに亀裂、メインスタンドにはひびが入るなどした。21年10月から工事を行っていた。