【長崎】観光PRへポケモンとGO!長崎県と「推し」連携

 人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターを観光PRに活用しようと、長崎県は6月28日、運営管理会社「ポケモン」(東京)と連携協定を締結した。

しっぽ光る「デンリュウ」 夜景と好相性


「ながさき未来応援ポケモン」に就任した「デンリュウ」と大石知事(右)、宇都宮最高執行責任者

 同社は2018年から、各地とポケモンの魅力を同時に発信しようと、地域ごとに「推しポケモン」を選定しており、自治体のPRに活用されている。全国9道県と協定を結んでおり、長崎県で10例目となる。

 この日、県庁で行われた協定発表式では、ポケモンの「デンリュウ」が「ながさき未来応援ポケモン」に就任。しっぽが光る「でんきタイプ」のポケモンで、多くの島と灯台を有し、夜景を主な観光のテーマとする長崎との親和性が高いとして選ばれた。

 同社の宇都宮崇人・最高執行責任者(COO)は「長崎が日本の窓口となってきた歴史と、これから国際都市として交流していく未来の両方にとって相性抜群だと思う。長崎の新しい未来づくりに貢献していきたい」と述べた。大石賢吾知事は「長崎の未来や進むべき道を照らしてくれると期待している」と話した。

電車やバス、カステラ、「ポケふた」も

 県内では今後、デンリュウのラッピング電車やバスが運行されるほか、老舗カステラ店「文明堂総本店」とのコラボ商品も販売される。また、デンリュウと他のポケモンたちが描かれたマンホールの蓋「ポケふた」が県内21市町に寄贈され、順次設置される予定という。


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