【長崎】平和について語り合う期間限定カフェがオープン

 県被爆者手帳友の会は、事務所がある長崎市松山町の「ヒバクシャ・コミュニティ・センター」で8月5日から、期間限定のカフェ「TOMO茶屋 街の平和屋さん」を始めた。事務所は平和公園そばにあり、猛暑が続く中、休憩しながら平和について語り合える場を提供しようと、初めて企画した。11日まで。


平和公園そばにできた「TOMO茶屋 街の平和屋さん」

 メニューは、月見茶屋のぼたもち、あべかわもちセット(税込み250円)をはじめ、そのぎ抹茶、ラムネ、長崎特産の柑橘(かんきつ)「ゆうこう」を使ったソーダなどの飲み物(同200~400円)。ほかに雑貨で、ゆうこうブレンドのアロマミスト(同1980円)などのアロマ、オイル類。井原和洋会長補佐は「カフェには若者や被爆者も参加する。気軽に寄って平和の輪を広げるきっかけにしてほしい」と話している。

 午前10時~午後5時。期間中、原爆紙芝居や被爆者らの訪米記録の上映も開催する。問い合わせは同会(095-849-1494)へ。


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