【大分】臼杵市で「食の映画祭」 1月23~25日に開催

 ユネスコ食文化創造都市に加盟する大分県臼杵市で2026年1月23~25日、「うすき食の映画祭」が開かれる。海や農業、畜産にまつわる5作品を野津中央公民館で上映する。

海や農業、畜産にまつわる5作品


映画祭をPRする市職員

 映画を通して食を取り巻く環境や自然などに関心を持ってもらいたいと、市などでつくる臼杵食文化創造都市推進協議会が2021年から続けている。

 23日は午後6時半から、雑木林に囲まれた平屋で暮らす建築家・津端修一夫婦の日常を切り取った「人生フルーツ」を上映する。

 24日は、海藻の減少に焦点を当て、全国の沿岸地域の住人や漁師らの話をまとめたドキュメンタリー映画「ここにいる、生きている。~消えゆく海藻の森に導かれて~」など2本、25日は熊本県産山村で地域循環型の畜産に挑戦している親子を描いた「村で生きる」など2本を上映する。

トークショー、農産物販売も

 各回とも上映後、県内外の生産者らによるトークショーも企画している。1月24、25日の正午~午後3時には、農産物の販売もある。

 チケットは1作品1000円、全作品3000円。高校生以下は無料。

 ランチ付きや小中学生の子供が参加できる「おさかな教室」付きは事前予約が必要で、専用フォームか電話で受け付ける。問い合わせは市産業観光課内の協議会事務局(0972-63-1111)へ。


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