【佐賀】県産素材のコスメを知って!期間限定店が営業中

 佐賀県産素材を使った化粧品をPRしようと、県は12月から、県内各地の4店舗と連携し、期間限定でポップアップストアを開いている。県の担当者は「コスメといえば佐賀と多くの人に知ってもらえる機会にしたい」と話している。

「コスメといえば佐賀!!」

 県は「コスメティック構想」を掲げ、化粧品産業の集積を進めている。今回のポップアップストアは、県民から「佐賀のコスメを買いたいけれど、どこで買えばいいのか分からない」などの問い合わせが寄せられていることに加え、県内のコスメ企業や県産コスメをより多くの人に知ってもらおうと企画された。

 参加する4店舗の店頭には、14社の約40種類のコスメの中から、店舗ごとに選んだコスメが並んでいる。


ポップアップストアに並ぶ佐賀県産コスメ

 このうち、嬉野市のJR嬉野温泉駅そばにある土産物店「UPLIFT SHIMOJYUKU」には、嬉野温泉の成分を再現したパックや、佐賀の地下水で育まれた藻由来のハンドクリームなど、化粧水や保湿クリーム、子どもから大人まで使える顔用のせっけん、男性用の化粧水といった8社の約30種類が並ぶ。

 村上茜マネジャーによると、店舗は、新幹線や車で嬉野温泉に来た観光客や、地元の人も立ち寄る場にもなっているという。「嬉野温泉は美肌の湯として知られる。美容に関心のある人に佐賀のものを使ったコスメを手に取り、美容を楽しむ旅にしてもらいたい」と話していた。

 同店での販売は来年1月26日まで。午前10時~午後5時(毎月第2、4火曜定休)。

 県コスメティック産業推進室の担当者は「県産素材を使用し、独自技術で開発された魅力的な商品ばかり。地元の人や観光で佐賀に来た人、国内外の人に体験してもらいたい」とアピールしている。

 問い合わせは同室(0952-25-7397)へ。

 他の3店舗は次の通り。▽ものづくりカフェ こねくり家(佐賀市柳町)、来年1月31日まで。午前11時半~午後3時(毎週月曜、毎月最終火曜定休)。▽佐賀空港サガノソラ、サガノソラ免税店(同市川副町)。来年2月28日まで。▽JCCポップアップギャラリー(唐津市刀町)、来年1月31日まで。午前10時~午後5時(毎週火曜など定休)。


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