【長崎】佐世保玉屋本館が営業終了 100年超の歴史に幕

 長崎県佐世保市の老舗百貨店「佐世保玉屋」(田中丸弘子社長)の本館が1月31日に営業を終え、閉館した。本館の地では100年以上も営業を続けたが、同市万津町の関連会社の施設に売り場を移し、3月頃の開店を目指す。本館は商業ビルに建て替える計画という。


本館のシャッターが下りる中、頭を下げる田中丸社長(左から2人目)ら

 佐世保玉屋によると、前身の「田中丸商店」は1806年、佐賀県小城市で創業。佐世保市には94年に支店を構えた。1920年から本館の地に呉服店を開き、現在の本館は65年に新装開店。一帯の再開発を目指す準備組合が2021年に設立されたが、25年6月に解散し、営業は1階のみで行っていた。

 この日は歌手が歌を披露する「閉店セレモニー」が開かれ、田中丸社長は顧客らに謝意を伝えた上で、「3月から新しい佐世保玉屋をスタートさせます。この建物はいったんなくなるが、佐世保の未来のお役に立てる施設に生まれ変われるよう協議を重ねています」とあいさつ。田中丸社長らが頭を下げる中、シャッターが下ろされた。


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