【大分】赤ちゃんに県産材の積み木 佐伯市がギフト事業

 大分県佐伯市は6月から、県産の木材で手作りした積み木を今年4月以降に誕生した市内の赤ちゃんに贈る事業を始めた。


県産木材を使った積み木


豊かな感性、自然への愛着を育んで

 林業の盛んな市や県の品質の良い木工品に乳幼児期から触れることで、豊かな感性と自然への愛着を育ててほしいと企画。国が給付する妊婦への支援金に市独自で10万円を上乗せして支給する事業と合わせ、「さいき未来ギフト事業」と題して実施する。

 1セット34ピース。製作は、同市の就労継続支援B型事業所「太陽農園」が担い、財源には森林環境譲与税を活用した。

 市特産のマリンレモンに似せたピースなど、形は様々。市章入りの星形のピース(縦横約6センチ、厚さ約2センチ)の裏面には、赤ちゃんの名前と生年月日が記される。

 材料の樹種も、香りやさわり心地、木目の違いを楽しんでもらいたいと杉やヒノキ、桜など7種以上を使用した。一つ一つ端材から形を切り出し、紙やすりをかけてなめらかな質感を作り出した。


冨高市長(右)から積み木を受け取った後藤さん家族


 6月1日に、冨高国子市長が対象世帯の自宅を訪ね、生後1か月半の後藤叶向(かなた)ちゃんと両親に、積み木が入ったバケツを手渡した。父の祐也さん(30)と母のゆずさん(29)は「いい香り」と喜び、「佐伯の木などを使っているので、安心感がある。子どもと一緒に楽しみたい」と話していた。


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