【山口】火の山ロープウェイのゴンドラを"新天地"に移送
山口県下関市の火の山公園で運行を終え、市内の2社に無償譲渡が決まったロープウェーのゴンドラ2機のうち、「まんじゅ号」の移送が行われた。市から譲渡を受けた飲食店経営「ヒマココ合同会社」が、同市彦島海士郷町の海沿いの飲食店「牡蠣(かき)小屋流王」敷地に運び、仮置きした。劣化部分の補修などを行い、10月の営業期間スタート時から個室飲食スペースとして活用する。
「まんじゅ号」、牡蠣小屋へ
まんじゅ号は1978年製で高さ約2.4メートル、長さ約4メートル、幅約1.6メートル、重さ1.6トン。2024年に運行を終了した後は同公園に展示されていた。移送作業は6月19日に雨の中で行われ、作業員らがクレーン付きトラックでつり上げて荷台に固定し、運び出した。
同社によると今後は補修のほか、ペンキの塗り直しや、牡蠣の炭火焼き用の換気設備取り付けなどを行う。仮置き場所は道路沿いでもあり、自由に見学したり撮影したりできるという。営業上の活用が始まると、客はカウンターやテーブルの席で海の眺めも楽しめる。
同社の浦健一・代表社員(45)は幼い頃からゴンドラに乗り、自身の子どもも連れて行った思い出があるといい、「お客さんも一般の方も、新しい場所でまんじゅ号に親しんでいただければうれしい」と話していた。
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