【山口】大丸下関店が閉店へ 2027年8月末で、活用策は未定

 大丸松坂屋百貨店は6月30日、山口県下関市の「大丸下関店」を2027年8月末で閉店すると発表した。開業から77年で営業を終える。人口減少や消費者ニーズの変化で苦戦が続き、2025年度の総額売上高は68億円と、ピークの1992年度の5分の1となり、7年連続の最終赤字に陥っていた。


2027年8月末で営業を終了する大丸下関店


77年で歴史に幕


 1950年に大丸と下関を拠点としていた水産大手・大洋漁業(現・ウミオス)の共同出資で開店。2020年に大丸松坂屋百貨店が吸収合併して運営していた。土地・建物ともに大半を自社所有するが、閉店後の活用策は現時点で未定としている。従業員約100人はグループ内異動などで雇用を確保する方針だ。

 現店舗はJR下関駅前の立地で、併設する別会社運営の専門店街シーモールやスーパーなども含め、1977年の開業時は、西日本最大級の商業施設だった。

 山口県内の百貨店は、2013年に近鉄松下百貨店(周南市)が、18年に宇部井筒屋(宇部市)が閉店しており、山口井筒屋(山口市)のみとなる。


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