【鹿児島】くっきーさんが描く「乙女」 枕崎市で企画展
お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さん(50)の特別企画展「くっきー!乙女展in枕崎」が、鹿児島県の枕崎市文化資料センター南溟館(なんめいかん)で開かれている。「乙女展」は全国初開催で、8月12日に来場者は1万人を超えた。主催する市は全国からの来場を期待し、交流人口の拡大につなげたい考えだ。
アクリル画など30点
くっきー!さんはお笑い芸人として活動する一方、小学生の頃から絵を描くのが好きで、楽屋で芸人仲間の似顔絵をよくスケッチしていたという。独学で描く個性的な絵が高く評価され、各地の展覧会に出品。2019年には米国最大級のアートフェスタで「最も注目するアーティスト5人」にも選ばれた。
東京でくっきー!さんの作品を鑑賞して世界観にほれ込んだ市職員が、同市での開催を吉本興業に働きかけて実現した。
会場には「乙女」を題材にアクリル画や立体作品など30点が並ぶ。透明なマスクとバラで女性を表現した「バラ国」なども展示されている。乙女を題材とした理由について、「女性への憧れやきれいになりたいという思いがあったのかもしれない。僕が痩せたらとか、太ったらとかをイメージして制作している」と明かす。
県内外からの来訪に期待
7月26日に開かれた内覧会には、くっきー!さんや枕崎市の前田祝成市長らが出席。初公開の新作「Florence」を披露したくっきー!さんは「前田市長に電話しながら描きました」と言い、笑いを誘っていた。前田市長は「世界中から注目される展覧会。県内外から多くの人に訪れてほしい」と話した。
家族で訪れた鹿児島県南さつま市立金峰学園2年の川口叶真君(7)は「(絵の)表情がおもしろくて見ていて楽しい」と満足そうだった。
8月30日まで。午前9時~午後5時、会期中は無休。料金は一般1000円、高大生800円、中学生以下無料など。問い合わせは南溟館(0993-72-9998)へ。




