中間市がAIオンデマンドバスを10月から運行 市内全域で

 福岡県中間市は、2地域で運行しているコミュニティバスを9月末で廃止し、10月1日から市内全域を対象にAI(人工知能)を活用したオンデマンドバス「のるーと中間」の運行を始める。

コミュニティバスは廃止

 現行のコミュニティバスはタクシーを使った乗り合い。2015年から中間南小校区を対象にした定路線を定時で、16年から底井野小校区を対象に予約型で運行。市中心部の商業施設との間をそれぞれ2路線で結び、週2日(1日8便)走らせている。

 しかし、ルートや本数、乗降場所が限られていることなどから、年間利用者は19年度の4102人をピークに減少傾向で、25年度は3158人にとどまった。このため、対象を市内全域に広げ、JRや筑豊電気鉄道の駅や西鉄バスのバス停とも結ぶなど利便性を高めようと、オンデマンドバス導入を決めた。

予約型 乗降213か所


市公式キャラクター「なかっぱ」をあしらった「のるーと中間」=中間市提供


 「のるーと中間」は平日午前9時~午後5時、土日・祝日午前10時~午後3時に運行(お盆と年末年始は運休)。乗降場所は213か所に設ける。利用者は専用アプリ、市の公式ライン、電話で利用者登録を行い、乗降場所と時間を予約するとそれに応じてAIがルートを決めて配車する。


 乗車定員8人のワンボックスカー3台を用意。予約は乗車7日前から30分前まで。運賃は中学生以上300円、小学生や障害者など100円、未就学児無料。現金、回数券、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済で支払う。

 市は年間に9500人の利用を目標とし、「全世代が利用しやすい新たな移動手段にしたい」としている。問い合わせは市都市計画課(093-246-6155)へ。


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