【佐賀】上峰町に教育施設と体育館 2028年度完成目指す
佐賀県上峰町は、中心市街地活性化事業の一環として、幅広い世代向けの教育施設と体育館を建設する計画を明らかにした。事業費約18億2100万円を盛り込んだ2026年度一般会計補正予算案を開会中の町議会定例会に提出している。
イオン上峰店の跡地一帯に
町教育委員会によると、教育施設と体育館の建設予定地はイオン上峰店跡地を再開発で整備した一帯。道の駅「かみみね」と定住促進住宅「カゼマチテラス」に挟まれた場所で、現在は空き地となっている。
教育施設は3階建てで、1階に生涯学習や健康増進のための機能を持たせ、2、3階は学校教育用のスペースなどになる。平屋の体育館は可動式の客席480席や武道場などを備え、渡り廊下で教育施設と連結する。完成目標は2028年度。総事業費は約84億1900万円で、このうちの約9割に国や県の補助金などを充てる。
9月15日の町議会で、武広勇平町長は「あらゆる世代の人たちが学ぶことができ、ゆっくりと滞在できる機会を提供したい」と答弁した。
教育施設には、町内で25年春開校した学校法人神村学園(鹿児島県)の単位制・広域通信制課程の高等部「上峰校舎」が入る予定。同校は1~2年生約80人が町民センター2階の仮校舎で学んでおり、27年度には約120人に達する見通しだ。学校を運営するNPO法人「十月の森」(佐賀県武雄市)は8日、新校舎の早期完成を求める要望書を町教委に提出していた。
関連議案の提出で要望が一歩前進することになり、中島央子校舎長は「教室もだんだん手狭になっており、授業に集中できる教育環境が実現するのを期待したい」と話した。
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