【佐賀】ペット避難をテーマに防災講座 「備え」を学ぶ
災害時のペットの避難をテーマにした防災講座が、佐賀県鳥栖市のとす市民活動センターで開かれた。犬や猫の飼い主ら約30人が大切なペットの命を守るための備えについて学んだ。
ワクチン接種 迷子札
専門家の話を聴いて災害への対応能力を高めてもらおうと、同市の認定NPO法人「とす市民活動ネットワーク」が9月5日に開催。7月に発生した熊本地震で被災した飼い主の支援にあたっている認定NPO法人「日本レスキュー協会」(兵庫県)の赤窄(あかさこ)達也さんが講師を務めた。
赤窄さんは「災害時にはためらわず、ペットと一緒に避難できることが大切」と強調。置き去りにされたペットが命を落とすだけでなく、捜しに戻った飼い主が被災する二次被害や、ペットが野生化してしまう危険性を指摘し、「これらを防ぐには飼い主の『自助』が不可欠」と訴えた。
その上で犬や猫が避難所でおとなしく過ごせるようにするため、飼い主が取り組む備えとして、①ケージ内でリラックスさせる訓練②「待て」「お座り」といった基本的なしつけ③ワクチン接種など普段からの健康管理④迷子札やマイクロチップによる所有者明示――を紹介。「ペットを守ることは自分や周囲の命を守ることにもつながる。きょうからできる備えとして実践してほしい」と呼びかけた。
advertisement




