【鹿児島】鹿屋航空基地を4年ぶり開放 4月30日に催し

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)を一般開放する「エアーメモリアル in かのや」が4月30日に開かれる。新型コロナウイルスの影響で、開催は4年ぶり。自衛隊や在日米軍の航空機などの展示や体験搭乗が予定されており、約2万人の来場が見込まれている。

 鹿屋商工会議所や鹿屋市などで作る実行委員会が主催。午前8時に開門後、同10時半から飛行展示がスタート。海自の救難飛行艇「US2」や空自のジェット機「T4」などが基地上空に飛来するほか、民間のプロペラ機による曲技飛行も行う。

 昨年11月から運用が始まった米軍の無人偵察機「MQ9」は地上で展示する予定。中学生以上を対象にした海自の哨戒ヘリの体験搭乗では、抽選で選ばれた計60人(1回30人)を乗せ、錦江湾上空まで飛行する。このほか、米海軍第7艦隊の音楽隊による演奏もある。

 車での来場は不可。駐車場を4か所設け、シャトルバス(中学生以上500円、小学生300円)を運行する。問い合わせは、市ふるさとPR課(0994-31-1121)へ。


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