北九州市の武内和久市長と福岡市の高島宗一郎市長は11月11日、北九州市若松区の響灘緑地・グリーンパークで、花で街の魅力を高める「一人一花運動」の新たな取り組みを発表した。まちづくりに携わる団体や個人を対象に花の苗などの購入費を支援する「一人一花割引」を北九州市でも始める。
一人一花運動は福岡市が2018年から実施。理念に賛同した北九州市も福北連携の一環として取り組んでおり、福岡市で行っている一人一花割引を北九州市にも拡大することにした。
道路や公園の清掃活動などに取り組む両市の計約2300団体・個人を対象に、運動に賛同する両市や近郊のホームセンターなど約290店舗で、両市が発行する証明書を提示すれば、花の苗や園芸用品などを5%引きで購入できる。
武内市長は「街が安らぎや癒やしをくれる都市の公園化にチャレンジしたい」と語り、高島市長は「花を通じて二つの都市が連携しながら潤いある福岡にしていきたい」と話した。