【山口】四季折々の五重塔を光の空間アートで 瑠璃光寺

 「令和の大改修」が行われている山口市の国宝・瑠璃光寺五重塔の全面を覆うシート(高さ約24メートル、幅約18メートル)に夜間、四季折々の五重塔が映し出され、観光客らが雄大な光の空間アートに見入っている。

人に反応して舞う花びらも


瑠璃光寺五重塔を覆うシートに映し出された光のアート


 五重塔の全面改修に合わせ、市が企画した観光イベント。デンマークを拠点に活動する舞台芸術監督・森弘一郎さんが「昇華 -shouka- 大内文化」と題し、桜や紅葉、雪の景色など移ろいゆく季節と五重塔などを音楽とともに表現している。


 近くの香山公園の遊歩道には、訪れた人の動きに反応して桜の花びらが舞うなど季節の映像が投射され、色とりどりの空間アートが楽しめる。

 2025年1月3日まで(午後6~10時。12月31日は翌日午前0時半まで)。見学無料。問い合わせは市観光交流課(083-934-2810)へ。


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