【佐賀】「ミス・ジャパン」グランプリ受賞を知事に報告

 全国規模のミスコンテストの一つで、表現力や内面の美しさを競う「2023ミス・ジャパン」日本大会で、佐賀県職員の吉田愛さん(25)がグランプリに輝き、10月2日、山口祥義知事に受賞の喜びを報告した。


山口知事にグランプリ受賞を報告する吉田さん


 同大会は2019年から開催され、5回目となる今回は9月28日に東京で開かれた。応募者約5000人の中から地方大会を勝ち抜いた40人が、ドレス審査や質疑応答などに臨み、吉田さんが栄冠を手にした。県内から同大会のグランプリが選ばれるのは初めて。また、初の公務員での受賞者となった。


 吉田さんは佐賀市出身で、21年度に県庁入り。現在は県佐賀中部保健福祉事務所で小児慢性疾患の支援を担当している。

 県庁で山口知事と面会した吉田さんは「仕事をしながら自分の好きなことを頑張ることで、こんなに力が湧いてくると、今回の挑戦で知りました」と報告。山口知事は「色々な経験を還元して、仕事に生かしてもらいたい」とエールを送った。


山口知事(右)に激励を受けた


 吉田さんは今後も県庁に勤めながら、グランプリ受賞者として1年間、チャリティー活動などに参加する予定。「最初は公務員が参加していいのかと迷いもあったが、誰でも色んなことに挑戦できることを伝えたいと思って参加した。前衛的な公務員として活動していきたい」と意気込みを語った。


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