【佐賀】伊万里発「ほろ酔い列車の旅」 松浦鉄道が企画

 日本酒ソムリエが解説する佐賀県の伊万里・有田の地酒と特製弁当に舌鼓を打ちながら、鉄道の旅を楽しむ松浦鉄道(MR、本社・長崎県佐世保市)の新企画「ほろ酔い列車の旅」が、3月9、10日に行われる。


「ほろ酔い列車の旅」をPRするチラシ


 MRは企画列車「レトロン号」を使い、夏に「ビール列車」、秋に「アフタヌーンティー列車」のツアーを行っている。今回は春の開催を望む声が多く、初めて企画した。「伊万里・有田観光とのセットで楽しみたいとの福岡都市圏からのニーズもある」(MR営業広報部)ことから、伊万里駅(伊万里市)発着のツアーにした。

 佐世保市の酒販店に勤務する日本酒ソムリエが同乗し、伊万里市や有田町の酒造3社の日本酒や梅酒など10点の味わいや特長を説明。参加者はガイドに沿って酒を堪能できる。地酒に合うよう詰めた弁当は、伊万里市の料理店が手がけるオリジナル。折り返しの松浦駅(長崎県松浦市)では、まつうら観光物産協会の協力により、肉厚で熱々、サクサクのアジフライが提供される。

 両日とも伊万里駅を正午に出発し、午後2時10分に同駅に戻る。20歳以上の人が参加でき、1人6600円(税込み)。両日とも先着44人を受け付ける。申し込みや問い合わせはMR佐世保駅(0956ー25ー2229)へ。


advertisement