【佐賀】新日本プロレスとコラボ 唐津観光MVが優秀賞
佐賀県唐津市が新日本プロレスリングとコラボして制作した観光促進用のミュージックビデオ(MV)が、優れた国内外の観光映像・動画作品を表彰する「第6回日本国際観光映像祭」の日本部門シティプロモーションの部で優秀賞に輝いた。最優秀賞は逃したが、「新日プロのレスラーと市民が一体となって楽しみながら街の良さを伝えている」などと高く評価された。
レスラーと市民がタッグ
MV「佐賀県唐津市のこと、もっと知って下さい。」は市が2022年度に制作した。唐津市のことをまったく知らない人にも興味をもってもらえるよう、唐津城や虹の松原といった観光名所や名物を、オリジナル曲に合わせて峰達郎市長や市民、人気レスラーが一緒に踊って紹介している。
MVのために作られた曲は女性歌手が「唐津」を36回連呼するユニークなもので、「一度聞くと耳に残る」などと話題になった。MVは、動画投稿サイト「ユーチューブ」の「唐津市魅力発信チャンネル」で完全版(2分30秒)とショートバージョン(30秒)の2種を公開している。
同映像祭は3月13~15日に北海道釧路市で開催された。日本部門には全国から242点の応募があった。唐津市のMVは、シティプロモーションの部32点の中から7点のファイナリストとして3月15日に上映された。
MVに出演した新日プロ社長兼レスラーの棚橋弘至さんは「新日プロと唐津市のタッグは今や盤石の体制。これからもどんどん盛り上げていく」とコメントを寄せた。峰市長は「唐津の風景の美しさと市民の元気で明るい雰囲気が伝わり、評価していただいた」と受賞を喜んだ。