【宮崎】｢ネイルで小林PR｣世界で活躍・IZUMIさん

　宮崎県小林市出身で、ネイルデザイナーのIZUMIさん(40)(熊本県人吉市)が、欧米などで活躍している。アクリル樹脂で作ったネイルに宝石などをあしらった「ネイルジュエリー」が評価されているといい、5月17日、市役所を訪れて宮原義久市長と面会し、「大好きな地元・小林の風景をデザインして国内外でPRしたい」と話した。

古里訪問　魅力発信を約束

宮原市長(右)にネイルデザイナーの仕事を紹介するIZUMIさん

　IZUMIさんは小林市野尻町出身。高校入学後まもなくネイルに興味を持ち、鹿児島市のスクールで知識や技術を学んだ。2016年には宮崎市でネイルサロンを開業。20年からは人吉市に移り住み、ネイルサロン兼スクールを経営している。

　全国のネイルデザイナーでつくる集団「爪華師(そうかし)」(大阪)の一員として、世界4大コレクションと呼ばれる米・ニューヨークやフランス・パリの各コレクションのネイルショーに参加している。作品には古里のホタルや美しい水をイメージしたものもあるという。

IZUMIさんが制作したネイル

　宮原市長と面会したIZUMIさんはネイルデザインを通し、古里の魅力をPRしていくことを約束。ネイルを付けてもらうなどした宮原市長は「美しい指を見て元気になると仕事に良い影響をもたらすし、市が推進する『健幸のまちづくり』にもつながると思う。さらに世界で活躍していただきたい」と激励した。

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