【熊本】日本製紙八代工場を児童ら見学 リサイクル学ぶ

 鹿児島県出水市の小学生らが7月24日、日本製紙八代工場(熊本県八代市十条町)を訪れ、新聞紙など紙のリサイクルについて学んだ。


製紙工場を見学する児童ら

 出水市と読売新聞西部本社、鹿児島読売テレビ(KYT)が実施している2024年度の「九州・山口 未来の森~みんなで学ぼうSDGsプロジェクト」の一環で、出水市立切通小と米ノ津東小の児童や保護者ら計13人が参加した。

 同工場は、新聞用や印刷用の紙類をパルプから一貫生産している。参加者は2時間ほどかけて工場を巡り、専用の機械を使って素材の水分を切ったり乾燥させたりして次第に紙が出来上がる工程を見学。終了後は「夏休みSDGs新聞教室」でのオリジナルの新聞製作にも挑戦した。

 切通小6年の櫓木愛璃さん(11)は「紙の材料が日本だけではなく、いろんな国から来ていると知った。大きな工場には(紙づくりに関わる人たちの)すごい努力とあきらめない気持ちがあった」と話していた。


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