【宮崎】霧島酒造が初の海外限定商品を発売 8月中旬に

 焼酎製造を手がける霧島酒造(宮崎県都城市)は8月1日、海外に販路を限定した初の商品を8月中旬に発売すると発表した。日本の酒類に対する関心が集まる中、焼酎の存在感を高めるのが狙いで、長期熟成した本格麦焼酎の原酒を原料としたスピリッツ製品としてドイツや中国、米国などで順次売り出す。

焼酎の存在感を高める狙い


霧島酒造が海外で販売するスピリッツ(同社提供)

 新商品「KIRISHIMA(キリシマ) MELT(メルト) BARLEY(バーレイ)」(720ミリ・リットル入り)は琥珀(こはく)色が特徴で、「麦由来の甘いカラメルのような香りが楽しめる」(広報)という。現地の日本食レストランに加え、新たな販路も開拓したい考えだ。


新たな販路も開拓へ


 霧島酒造は2019年度に海外事業本部を新設し、20か国・地域以上に焼酎を輸出している。


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