【宮崎】ヴィアマテラスがリーグV なでしこ1部1年目

 女子サッカー・なでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎が1部参入1年目でリーグ優勝を決めた。勝ち点差5でヴィアマテラスを追っていた2位のニッパツ横浜FCシーガルズが10月12日の試合で敗れ、首位を逆転できないことが確定した。ヴィアマテラスは一夜明けた13日、ホームでオルカ鴨川FCと対戦して4―3で勝ち、優勝に花を添えた。


試合後、サポーターと記念撮影して喜びを分かち合うヴィアマテラスの選手ら

 ヴィアマテラスは昨季、なでしこ2部リーグで優勝。1部に昇格した今季は開幕から白星を重ね、第20節の試合を終えた先週時点で2試合を残し、勝ち点46で首位に立っていた。勝ち点41のニッパツが逆転優勝するには、12日の静岡SSUボニータとの試合に勝つ必要があったが敗れた。

ホーム戦で勝利、優勝に花

 ヴィアマテラスは13日、ホームのいちご宮崎新富サッカー場(宮崎県新富町)でオルカとの第21節の試合に臨み、FW永野桃子選手らのゴールで4点を挙げて勝った。今季成績は16勝1分け4敗、勝ち点は49となった。

 この日は観客3479人が訪れ、サポーターたちがヴィアマテラスを応援。嘉数飛鳥主将は「サポーターから『1年間楽しませてもらった』などと声をかけてもらい、よかった」と話した。ヴィアマテラスの今季最終戦となる次節は20日、アウェーでスフィーダ世田谷FCと対戦する。


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