【大分】パリ五輪の熱戦を再現! 佐伯の「かかしむら」
手作りのかかし約300体でパリ五輪の一場面などを再現した「かかしむら」が大分県佐伯市本匠上津川に登場し、訪れる人たちの目を楽しませている。11月末まで。
手作りの約300体 11月末まで
地元の高齢者でつくる実行委員会が地域おこしを目的に開いており、14年目。水田には今夏のパリ五輪にちなみ、県出身者が活躍したフェンシングのほか、バスケットボールと柔道の白熱した一場面が、複数のかかしで再現された。
竪穴式住居のようなわらぶきの「縄文人の家」や神楽、お囃子(はやし)といったお祭り風景なども表現。近くを流れる上津川には、大分空港と大分市間で秋に就航予定のホーバークラフトの模型を浮かべている。
同市本匠宇津々の会社員は「実家が近いので毎年、見に来ている。テーマに沿って細かく作られていてすごい」と目を丸くしていた。
実行委の高橋ふくみ代表は「縄文人の家にびっくりして、オリンピック会場を見て笑って、笑顔になって帰ってほしい」と話している。