【大分】米400キロを子ども食堂に寄贈 大分FCなど

 サッカーJ2・大分トリニータの運営会社「大分フットボールクラブ(FC)」や大分銀行などでつくる「大分トリニータ農業プロジェクト推進協議会」は11月21日、体験イベントで田植えした米約400キロを県内の子ども食堂に贈った。米は、大分県と同県社会福祉協議会を通じて配られる。

「地域と食べ物を愛して」


渡辺審議監(左)に目録を手渡す小沢社長

 プロジェクトは、子どもの健全育成と地域活性化を目的に2022年度から始まった。24年は6月6日に豊後大野市の道の駅「原尻の滝」に隣接する水田約1000平方メートルで市内外の小中学生ら165人が田植えに参加。10月に収穫された。

 県庁で行われた贈呈式で、大分FCの小沢正風社長が県福祉保健部の渡辺仁審議監に目録を手渡した。小沢社長は寄贈に先立つあいさつで、「子どもたちが地域を愛し、食べ物を愛する気持ちを育んでくれたらうれしい」と話した。


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