【長崎】「龍馬のぶーつ像」修復が完了 みんなで大事に
坂本龍馬ゆかりの長崎市・風頭山にあり、一部が破損していたモニュメント「龍馬のぶーつ像」の修復工事が完了し、本来の姿に戻った。
像は、1995年に市民団体「亀山社中ば活(い)かす会」が設置。龍馬が履いたとされるブーツをモチーフにしたブロンズ像と、船の舵(かじ)を切るハンドル(舵輪)の像が据え付けられている。
ただ、2017年に舵輪と支柱をつなぐ接合部分の破損が判明。舵輪はもともと固定されているが、知らずに回そうとする人が多く、舵輪が支柱から外れかけていた。同会は修繕費用をクラウドファンディングで募っていた。
同会の土肥原弘久さん(66)は「みんなで大事に扱ってもらい、幕末を感じられるこの場所を楽しんでほしい」と話している。