【長崎】季節の企画で!松浦鉄道の「レトロン号」が人気

 長崎、佐賀両県を走る第3セクター「松浦鉄道」(MR、本社・長崎県佐世保市)で、観光列車「レトロン号」が人気を呼んでいる。地元企業や観光協会などと協力し、季節ごとに趣向を凝らした企画で地域を盛り上げている。


外観もレトロな「レトロン号」

 フランス産新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」が販売解禁された11月21日には、地元の酒販会社と「ワイン列車」を共催。ワイン専門スタッフも同乗し、乗客は15種類のワインを飲み比べながら、佐世保―佐々(佐々町)駅間を1時間半かけて往復した。

様々な企画で盛り上げ

 12月28日には、平戸観光協会(長崎県平戸市)主催の「日本酒カステラ列車」、2025年2月上旬には沿線の日本酒を飲み比べる「ほろ酔い列車」の運行を予定している。

 MR営業広報部の川村暢治さんは「夏のビール列車は創業当時から続く企画。お客様に楽しんでもらいたいという気持ちを受け継いで、これからも様々な企画で盛り上げたい」と話している。


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