【佐賀】地元の自然由来コスメを発信!佐賀玉屋に新店
佐賀市の百貨店「佐賀玉屋」は、県産を中心とした自然由来の基礎化粧品などを扱うショップ「SUMIHADA(スミハダ)」を、南館1階にオープンさせた。「コスメティック構想」を掲げる佐賀県や佐賀大と連携し、自然由来原料を生かしたコスメの価値を全国に発信することを目指している。
県や佐賀大と連携 ジェンダーレス品など200種類
佐賀玉屋によると、県が2013年から、コスメ産業の集積を図ろうと、企業誘致や企業支援を行っている「コスメティック構想」に共鳴。構想の下で、「佐賀・全国で生まれた美を、佐賀から選び、届ける」ことを使命に掲げ、ショップを設けた。店名のSUMIHADAは、「澄み(わたる)肌」からつけた。
店頭には、化粧水や美容液といったスキンケア商品に加え、男性も使えるジェンダーレスコスメなど約200種類が並ぶ。県産の原料や県内工場で作られており、例えば、県産の白いキクラゲから抽出した成分をもとに作られたせっけんや、県産のバジルを使った全身用のミストなどがある。商品は1000~4000円台で販売されている。
無料サンプルを自販機で
佐賀玉屋では、こうした化粧品を身近に感じてもらおうと、無料でコスメサンプルがもらえる自動販売機も設置。QRコードを読み込んでアンケートに答えると、化粧水や美容液など3種類のうち一つの試供品を無料で受け取ることができる。
ショップには、コスメの知識が豊富な店員が常駐し、化粧品の製造工程や原料、効能などについて解説してくれる。佐賀玉屋営業本部の大穂昇司副本部長は、「百貨店の経営が厳しい状況に置かれる中、バイヤー、商品の仕入れ、販売に加え、強みの接客をいかし、買い物の楽しさを思い出させてくれる店舗にしたい」と話す。
また、佐賀玉屋は温泉を活用した複合施設への建て替えを計画、28~29年の開業を予定しており、県外から訪れる観光客もゆくゆくはターゲットになると見込んでいるという。
大穂副本部長は「(県民でも)知らないコスメがそろっている。まずはサンプルでのお試しからでもいいので、気軽に試してもらい、自分に合うコスメを見つけてほしい」と話している。
「ART LAB.」九州初出店
ルームフレグランスなど50種類
佐賀玉屋には3月、京都を拠点とする香りのメーカー「ART LAB.(アート・ラボ)」も九州初出店した。
調香師でもある同社の高木哲社長が作り上げた香りで、ルームフレグランスや香水といった商品約50種類が並ぶ。中には日本庭園をイメージしたという珍しい香りもあり、4月以降は季節限定の商品も考えているという。
同社のホールセールマーケティング部サブマネージャーの芦田奏さんは「男女問わず、幅広い層に使ってもらいやすい。ぜひ佐賀の人に足を運んでほしい」と話している。




