【山口】福島市の特産品を販売 山口市阿知須の道の駅で
山口市と20年近く交流を続けている福島市の特産品を販売するイベントが1月18日、山口市阿知須の道の駅「きららあじす」で開かれた。珍しい品種のリンゴやジュースといった加工品が並び、買い物客らを楽しませた。道の駅では1月下旬まで販売を続ける予定。
1月下旬まで販売予定
1999年に福島市在住の詩人・和合亮一さんが山口市主催の中原中也賞を受賞して以来、両市は交流を深めてきた。東日本大震災では山口市から支援物資を届け、職員を派遣。2018年からは若手職員の人事交流も行っている。
道の駅内に設けられたブースには、福島県のオリジナル品種のリンゴ「べにこはく」のほか、ジャムやジュースといった加工品など15点が並べられた。山口市職員が「蜜がいっぱいでおいしいですよ」などと買い物客らに声を掛け、リンゴの試食を勧めていた。
山本由香里駅長(51)は「山口では手に入りにくい商品をたくさん集めた。遠く離れた福島市とのつながりを感じてほしい」と話していた。