【山口】DeNAの日本一を下関で祝おう!2月25日に催し

 かつて「大洋ホエールズ」として山口県下関市を本拠地にしていたプロ野球・横浜DeNAベイスターズの26年ぶりの日本一を祝うイベントが2月25日、同市竹崎町の商業施設・シーモール下関で開催され、三浦大輔監督がトークショーに登場する。隣接するシーモールパレスで開かれる祝賀会にも出席する。

「ホエールズ」としての誕生の地

 大洋ホエールズは1949年、大洋漁業(現マルハニチロ)の球団として下関市に誕生した。その後、大阪や川崎を経て、78年に横浜市に本拠地を移した。92年に「横浜ベイスターズ」、2011年には現在のチーム名となった。こうした歴史から下関市には今もベイスターズファンが多い。

 今回は、横浜市で2024年11月に行われた優勝記念パレードに出席した前田晋太郎・下関市長が、木村洋太・球団社長に下関市での祝賀行事の開催を打診。調整の結果、キャンプ地・沖縄からの帰路に三浦監督が同市に立ち寄ることになった。

三浦監督がトークショー

 イベントと祝賀会はいずれも市や下関商工会議所などでつくる実行委員会が主催。当日は午後1時からシーモール下関の催しスペースでトークショーがあり、三浦監督がチームについて語る。自由に見学できる。祝賀会は有料の立食パーティー形式を検討しており、一般の参加者も募集する。詳細は近く実行委が決定する。

 前田市長は1月20日の記者会見で「球団に感謝している。三浦監督を温かくお迎えし、盛り上げたい。『球団発祥の地・下関』を全国にPRし、公式戦招致の機運を高めることにもつなげていきたい」と述べた。


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