【山口】「着物deおさんぽ」 山口市で4月6日まで開催中

 着物を着て山口市内を散策するイベント「着物deおさんぽ」が4月6日まで開かれている。期間中は同市後河原の一の坂川沿いで桜をめでることができ、着物姿で入店すると割引を受けられるサービスもある。


着物姿でカフェを訪れた観光客

 市から委託されたNPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワークが企画。「着物の似合う歴史まち」をつくろうと、毎年桜や紅葉の時期に開催している。

 イベント初日の3月22日、同市下市町の体験施設「LAWAKU」では、観光客らが着付けを体験。近くを歩いて記念撮影したり、特典の対象となる店で和菓子を堪能したりしていた。

 島根県から訪れた女性2人は、同市上竪小路のカフェに入店。特典で100円以上割引された白玉ぜんざいと抹茶アフォガードを味わい、「かわいい着物で非日常の体験ができて幸せ」と満足した様子だった。

 着付けは予約が必要。市菜香亭、部坂呉服店、LAWAKUの3か所で、レンタル料は3000円から。着物で特典が受けられる店は16店ある。問い合わせは同法人(083-920-9220)へ。


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