福岡県上毛町と中村学園大学・同大短期大学部は5月29日、地産地消の推進や人材育成などで協力する包括連携協定を締結した。
両者は約20年前から、栄養調査や食育活動などで連携。協力関係をさらに発展させるため協定締結を決めた。今後は、▽地産地消の推進▽健康増進や食育の推進▽人材育成、地域文化の振興――などの取り組みを連携して進める。
福岡市の同大での締結式で、久保千春学長は「学生の成長と学びの機会になる」と話し、坪根秀介町長は「食に特化した取り組みをさらに加速し、レモンやカボチャを全国に知られる特産品にしたい」と期待を込めた。