【山口】「きらら博公園」に中国地方最大級の遊具が登場
山口県は5月20日、山口市の山口きらら博記念公園内に整備を進めている大型複合遊具広場について、6月4日にオープンすると発表した。敷地面積は約3700平方メートルで同様の広場としては中国地方最大級の広さ。障害の有無や年代にかかわらず幅広く楽しめる遊具を全25基128アイテム備えており、県が利用を呼びかけている。
6月4日にオープン!
県山口きらら博記念公園交流拠点化推進室によると、広場は東駐車場の隣接地に、県と山口市が約4億8000万円をかけて整備した。大型複合遊具のある「ぼうけん」、乳幼児用の「すこやか」、障害児も遊べるインクルーシブ遊具を備えた「のびのび」、健康器具を配置した「はつらつ」の4エリアから構成し、全面に安全対策のゴムチップ舗装が施されている。
ぼうけんエリアの大型複合遊具は松ぼっくりをイメージした高さ20メートルの4層構造。車いすで中層まで上がることができ、全長約35メートルのローラー滑り台が備え付けられている。子どもたちが跳びはねて遊ぶ「ふわふわドーム」やターザンロープもある。
のびのびエリアのインクルーシブ遊具は16基あり、車いすに座ったまま楽しめる砂場スタンドなどを配置。すこやかエリアには日よけも付けている。
公園内には、4月に中国地方最大級のフラワーガーデンがオープンした。今年度は大型複合遊具広場の南側に水遊びができる親水広場の整備を進め、来春の完成を目指している。
6月4日は午前10時からオープニングセレモニーを開き、終了後から供用を開始する。
村岡嗣政知事は20日の定例記者会見で「これからどんどん魅力が増していく。家族や友達と、フラワーガーデンとともに楽しんでいただきたい」と語った。