【大分】四季を彩る約50種の花々 中津城に庭園が完成

 大分県中津市の中津城に、四季折々の花が楽しめる庭園が完成し、1月24日、完成披露式典が開かれた。世界的な庭園デザイナー石原和幸さん(68)が設計。天守閣内もアートフラワー(造花)で彩られ、華やかに生まれ変わった。

日本唯一の「花城」に


アートフラワーで飾った天守閣内を紹介する石原さん

 城を所有する福祉会社千雅と、運営する千雅商事が、城から新たな魅力を発信したいと整備。約2500平方メートルの庭園に、サザンカやツバキ、桜、アジサイ、サルスベリなど約50種類を植えた。石原さんは「どの季節に来ても花を楽しめるようにした」と工夫を語った。

 天守閣内も石原さんがプロデュース。内壁や天井をアートフラワーで装飾し、甲冑(かっちゅう)などの展示物を引き立てるようにした。


庭園でテープカットする出席者


 24日から入城料の一部を戦禍に苦しむウクライナに寄付することにしており、式典には同国のユーリ・ルトビィノフ大使も出席した。


 テープカットの後、千雅の松沢建会長は「中津城は日本唯一の『花城(はなじろ)』として生まれ変わった」とあいさつし、ルトビィノフ大使は「全国からの支援に感謝する。新しい庭園ができ、国際的に観光客へ刺激を与えると思う」と祝辞を述べた。入城料は中学生以上1000円。問い合わせは中津城(0979-22-3651)へ。


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