【長崎】旧英国領事館の模型 ホテルから長崎市役所へ寄贈
国指定重要文化財「旧長崎英国領事館」(長崎市大浦町)が保存修理工事を終え、1月30日に開館するのを前に、旧領事館の模型が長崎市に寄贈された。昨年12月に閉館した近くの「ホテルニュータンダ」のシェフが作製し、ロビーに展示されていた。
「ニュータンダ」シェフが作製
ホテルでシェフとして勤務していた宮本昭彦さんが2020年、コロナ禍で落ち込んだ長崎を活気づけられたらとの思いで作り始めた。小ぶりの包丁であるペティナイフを用いて、畳1畳分ほどの大きさの発泡スチロールを実物と見比べながら切っていき、約1か月半かけて完成させた。
領事館は観光名所である旧居留地にあり、1908年に英国人技師の設計で完成した。第2次世界大戦中の41年に閉鎖。55年に市が取得し、日本のフォービスム(野獣派)を代表する画家、野口弥太郎(1899~1976年)の作品を展示する美術館などに利用されていた。老朽化により2007年から使用が停止され、その後、保存修理工事が進められていた。
模型は、市役所14階の文化財課窓口カウンターに設置されている。宮本さんは「旧英国領事館の開館に合わせて、模型も楽しんでもらえたら」としている。
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