【熊本】アントニオ猪木さんの足跡たどる企画展 鶴屋で
2022年に79歳で亡くなった元プロレスラー、アントニオ猪木さんの足跡をたどる企画展が、熊本市中央区の鶴屋百貨店本館6階の大催事場で開かれている。愛用した真っ赤なガウンや試合の写真パネルなど約70点が並ぶ。6月24日まで。
猪木さんの著作物を管理する「猪木元気工場」(東京)が全国を巡回して開催しており、熊本は5か所目。猪木さんの母、文子さんの故郷が熊本県人吉市だった縁もあって実現した。
直筆の「闘魂」も!
会場には、ボクシング世界王者モハメド・アリ、2メートルを超える巨漢レスラーのアンドレ・ザ・ジャイアントといったライバルたちとの死闘を収めた写真を展示。当時の興行のポスター、「闘魂」としたためられた直筆の書、チャンピオンベルトのレプリカなどを紹介している。
タオルやマグカップといったグッズも販売されており、くまモンとのコラボTシャツは県内限定。一部は県に寄付され、復興に役立てられる。
企画・制作を担当した山本浩二さん(61)は「人々に勇気と希望、元気を与え続けた猪木さんの功績を知ってほしい」と来場を呼びかけている。入場無料。午前10時~午後7時(金・土曜は午後7時半、17、24日は午後4時まで)で、18日は休館。