【佐賀・長崎】JR九州18駅で「スゴカ」の利用OKに!
JR九州は9月4日、交通系ICカード「SUGOCA(スゴカ)」を利用できる駅として、新たに佐賀、長崎両県の在来線の計18駅を加えると発表した。西九州新幹線の武雄温泉駅(佐賀県武雄市)と接続する佐世保線の全駅と、佐世保線につながる長崎、大村線の一部の駅が対象となる。10月3日から。
10月3日から!佐世保線の全駅など
18駅は、佐世保線の佐世保(長崎県佐世保市)―江北(佐賀県江北町)間、長崎線の江北―鍋島(佐賀市)間、大村線の早岐(はいき)(佐世保市)―ハウステンボス(同)間の全駅。このほか、長崎線で期間限定で開設される「バルーンさが駅」(佐賀市)も対象となる。同線で鍋島駅に隣接する佐賀駅から鳥栖駅までは既にスゴカを利用できる。
西九州新幹線を巡っては、武雄温泉駅から九州新幹線までの「未整備区間」についてJR九州と佐賀、長崎両県が意見交換している。武雄温泉駅一帯の在来線の活性化策として、スゴカのエリア拡大についても検討されていた。
今回のエリア拡大では、両県も費用の一部を負担した。利用が始まる10月3日には武雄温泉駅と佐世保駅で佐賀、長崎県の両知事がそれぞれ出席する記念セレモニーが予定されている。
JR九州の全572駅のうち、スゴカが利用できる駅は306駅と、全体の53%に増える。