【鹿児島】ニップンの新工場が出水に! 冷凍食品を製造
製粉大手のニップンは、鹿児島県出水市に家庭用冷凍食品の製造工場を新設すると発表した。生活スタイルの変化に伴う需要増に対応して供給体制を強化するためで、生産能力は年1億1400万食と、グループの冷凍食品工場としては最大規模となる見込みだ。2026年度末の完成を予定している。
26年度末に完成予定
同社が九州に冷凍食品の生産拠点を設けるのは初めてで、25年4月に子会社化する食品メーカーの畑中食品(出水市)で約4万2600平方メートルの敷地を活用し、冷凍パスタや、主食とおかずがワンプレートでセットになった冷凍食品などをつくる工場を建てる。投資額は170億円で、稼働に合わせて約150人を新規雇用する方針だ。
ニップンは畑中食品に一部冷凍食品の製造を委託しており、24年9月、畑中食品の第三者割当増資を60億円で引き受けて子会社化することを発表していた。