【鹿児島】南国に夏到来! 指宿市で恒例「アロハ宣言」

 鹿児島県指宿市は4月29日、同市の初夏の訪れを告げる恒例の「アロハ宣言」を行った。10月末まで市役所や銀行、ホテルなどの職員らがアロハシャツを着て南国の観光地をアピールする。

アロハシャツで観光PR


アロハシャツ姿で「みなとオアシス」の登録証を受け取った打越市長(左から2人目)

 同市では、毎年この時期に「アロハ宣言」を行っている。指宿港海岸で行われたセレモニーで、アロハシャツの打越明司市長が「観光客を温かく迎えるアロハ精神を高めるため、指宿市民は本日からユニホームとしてアロハ、ムームーを着用する」と宣言した。

 セレモニーではフラダンスも披露され、多くの来場者でにぎわった。宣言に合わせてアロハシャツを着たという霧島市の会社員男性(56)は「華やかな雰囲気で、気分も明るくなる」と話していた。

「みなとオアシス」に登録

 また、この日は住民参加で地域振興に取り組む施設を国が登録する「みなとオアシス」の登録証交付式も行われた。今後、国土交通省が同市の砂むし温泉や同海岸などを地域の観光・交流拠点として支援する。


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