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ふくや、やまや、かば田、福太郎。福岡を代表する明太子メーカー4社が一つのお弁当に集結した「博多めんたいロック弁当」が、サンマーク(福岡市)から4月1日に発売されました。4社の明太子を食べ比べできる弁当の楽しみ方を、明太子マニアの田口めんたいこさんと一緒に深堀りしてみました。
熱い「めんたいロック」の鼓動をお弁当で表現
「めんたいロック」のムーブメントをご存知でしょうか。1980年代初頭に福岡から巻き起こり、シーナ&ロケッツ、ロッカーズ、ルースターズなど多くのロックバンドがデビュー。バンドのルーツが博多であることから、これらのバンドを総称して「めんたいロック」と呼ばれました。
そんな「めんたいロック」のムーブメントが、時代を超えてお弁当になりました。
博多めんたいロック弁当は税込み3240円。福岡県外の人との食事会や、普段よりちょっぴり贅沢な食卓のひとときなどの場面を想定してつくられたお弁当です。
このお弁当は、大丸福岡天神店の地下2階「ゴチデパ」で販売(1日限定10個)し、予約も受け付けています。ナッセオンラインショップでは配送にも対応しています。
人気4社の明太子に福岡の「うまかもん」がプラス
福岡で確固たる人気を誇る、ふくや、やまや、かば田、福太郎の明太子が主役。どの明太子がどこのメーカーなのかがわかるようにパンフレットが付いています。
注目は明太子だけではありません。料理研究家・古川麻水さん監修のもと、お弁当のあじやが手がけた、福岡にルーツのある料理を多く取り入れたおかずも魅力です。
弾力があって柔らかい『華味鳥』の唐揚げ、糸島豚の高菜巻き串、博多がめ煮に牛ロースステーキと多種多様なメニューが並びます。どれも上品な味付けでおいしい!
田口めんたいこさんと利き明太子をやってみた
せっかく4社の明太子を一度に食べられるのであれば、味の違いをしっかり確認したいところ。そこで今回は、明太子が好きすぎて、東京から福岡に移住して明太子業界を盛り上げる活動をしている田口めんたいこさんと「利き明太子」を行いました。
田口さんが言うには「今回選ばれた4社の明太子の味は特徴的で、違いがわかりやすい」とのこと。それぞれの特徴は以下の通りです。
ワンフレーズで明太子の味を表現できるほどの田口さんであれば、ブラインドでどの明太子なのか当てられるのではないでしょうか。
まず、やまやの明太子を食べてもらったところ、「全然わからない」と一言。
あまりの正直な発言に、私も笑ってしまいましたが、2社目、3社目と食べていくうちに味の整理がされた模様。結局、4社ともブラインドで正解しました。さすがです。
その後、試しに私も利き明太子をやってみると、4社とも正解できました!
それぞれで味がしっかり違うので、みなさんも各メーカーの味を認識した後、利き明太子でぜひ盛り上がってみてください。
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