福岡初!金沢カレーの”元祖”が博多駅地下街に12月23日開店

看板メニューの「Lカツカレー」(画像はいずれもチャンピオンカレー提供)

 「金沢カレー」の”元祖”とされる「チャンピオンカレー」が12月23日、福岡市博多区の博多駅地下街にオープンします。九州では唯一の店舗で、全国では11都道府県の32店に店舗網が広がります。

ただのカツカレーにあらず

 金沢カレーは、①ドロッとした濃厚なルー②千切りキャベツがのっている③ルーの上にカツが盛られ、ソースがかかっている④ステンレス製の皿に盛られている⑤フォークまたは先割れスプーンで食べる――ことが特徴。石川県の代表的なご当地グルメです。


濃厚なルーが特徴

 チャンピオンカレーは1961年創業。運営会社によると、看板メニューの「Lカツカレー」は創業時からのメニューで、「金沢カレーのスタイルはここから始まったともいえる」といいます。

 同社が、前身の洋食店からカレー専門店に生まれ変わる際、1番人気のカレーに、2番手の豚カツ定食をそのままのせたのが始まり。そのため、キャベツが盛られ、豚カツにはカレーとは別のソースがかかっているのだそうです。

 Lカツカレーは肉厚のアメリカンポークを使い、ボリューム感も好評。サイズはレギュラー(税込み960円)のほか、50円引きの「ミニ」、100円増しの「ジャンボ」も選べます。


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忙しい博多っ子も待たせません

 出店するのは、博多駅地下街の一角。イメージカラーの赤と黄色で装飾した店内に、17のカウンター席を設けます。注文からおおむね5分で提供できるといい、「急いでいる駅利用者のニーズにも応えられる」(広報担当者)とみています。


赤と黄色を基調とした店舗(イメージ図)

 利用客へのアンケートなどで、福岡は以前から出店を望む声が多かったといいます。フランチャイズ形式で、運営は明太子のふくや(福岡市)のグループ企業「スリーエフコーポレーション」が担います。

 金沢カレーの店は、福岡県内にはすでに「ゴーゴーカレー」が進出しています。チャンピオンカレーは「味は各社で異なっており、それぞれの個性を楽しんでほしい」としています。

21日にプレオープン

 新店舗は21、22日を「プレオープン」として、メニューをLカツカレーとトッピングのない「チャンピオンカレー」に絞って営業。25日まではオープン記念で、Lカツカレーを全サイズ200円引きで販売するとのことです。

 広報担当者は「『初めて食べるのに懐かしい』というお声をいただくことも多い。福岡でも身近な存在になれたらうれしいです」と話しています。



店舗名 チャンピオンカレー博多駅地下街店
グランドオープン
12月23日(金)
所在地 福岡市博多区博多駅中央街1-1
営業時間 

11:00~21:00
(ラストオーダー20:45)
席数 
カウンター17席
電話 092-260-7773

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