【山口】「空飛ぶクルマ」試験飛行 瀬戸内海の遊覧を想定
「空飛ぶクルマ」を開発する新興企業「スカイドライブ」(愛知県)は7月13日、山口市内の飛行施設で、高速での試験飛行を報道陣に初公開した。瀬戸内海の遊覧を想定し、海沿いを滑らかに飛んだ。
機体は12基の電動ローターで飛行し、パイロットを合わせ3人が乗れる。全長11.5メートルと小型で、渋滞が深刻なアジア諸国を中心に420機以上の予約を受けている。価格は数億円の予定で、2028年の商用化を目指している。
試験飛行では最高時速100キロのうち86キロまで速度を上げた。同社の福沢知浩・最高経営責任者は「機体は静かで環境に優しい。沿岸の景色を楽しみ、着陸する流れを見てもらえたら」と説明した。観光や防災での活用を県と検討しているという。
機体を共同開発している自動車メーカー・スズキの鈴木俊宏社長は「生活を支えるエアモビリティーを自社の事業に加えたい」と期待感を示した。
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