【長崎】「来る福招き猫まつり」 福を願って島原で開催中

 「来る福」の語呂にちなんだ9月29日の「招き猫の日」(日本記念日協会認定)にあわせ、長崎県島原市の民芸喫茶「しまばら水屋敷」で、「来る福招き猫まつり」が開かれている。今年が「福」につながる29回目となり、大広間には全国の招き猫作家29人による「島原招き猫29人展」の作品が展示されている。10月18日まで。

「招き猫の日」(9月29日)にあわせ

 雲仙・普賢岳噴火災害の影響が残る1998年、水屋敷店主の石川俊男さん(62)が、島原市街のまち歩きを促す催しとして始めた。噴火災害で市街に灰が降り続け、日常生活が戻らない日々に疲れていた時、満面の笑みの招き猫に癒やされた自身の経験が根底にあるという。

 招き猫まつりでは、石川さんが収集した招き猫など約1000点を水屋敷に飾り、中心商店街の13店舗にも計77体の招き猫を展示。


長崎や島原をモチーフにした新作の招き猫


 29人展の招き猫たちは、各作家が、長崎や島原をモチーフに制作した新作で、島原城を頭にかぶったり、天草四郎の衣装を着ていたり、手延べそうめんをつくったり、かんざらしの鉢でくつろいでいたりと仕草も表情も様々。


 石川さんは「29回ともなり、展示を楽しみに訪れてくださる方も増えた。噴火から年月が過ぎ島原は復興したが、年々各地で自然災害が起きている。招き猫と共に被災地の復興を願いたい」と話している。

 問い合わせは水屋敷(0957-62-8555)へ。


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