【佐賀】神埼市の旧庁舎跡に「多世代交流の場」を整備へ
佐賀県神埼市は旧市役所庁舎の跡地について、カフェや多目的スペースなどが入居する「多世代がつながる交流の場」として整備する方針を発表した。2026年度中に実施設計を行い、28年度中の開業を目指す。(田中大稀)
カフェや多目的スペース
2028年度中の開業目指す
跡地は現庁舎の国道34号を挟んだ南側に位置し、面積は約8000平方メートル。20年に旧庁舎が解体された後はイベント会場や駐車場として利用してきた。
市の方針では、飲食店や起業に関心のある人が利用できるスペースなどを備えた平屋の建物(約495平方メートル)を新設する。建物には市民らが飲食を楽しみながら交流できるカフェのほか、展示やイベント、勉強など多目的に活用できるスペースが入居する。敷地の中央にはイベントを開ける芝生広場(約2500平方メートル)を造成し、花見を楽しめるよう桜を植樹する。
市は21年に市民アンケートを実施し、回答数1489のうち約3割の435が公園や広場としての活用を希望していた。23年にはワークショップを開いて市民と意見を交え、活用の方針を模索してきた。
跡地には櫛田宮が隣接し、南側には長崎街道の歴史情緒を感じさせる町並みが残っている。実松尊徳市長は10月上旬に行われた記者会見で「跡地は地域資源に恵まれた中心市街地にある。観光に携わる人たちと、この空間を盛り上げていきたい」と話した。
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